2013年3月22日金曜日

ちょっと公園までの旅:燕の初見日

 3月22日
昨日の冷たい西風は治まりましたが、まだ冷え込みが残る朝のウォーキングでした。

道端や川の土手にはすでにたくさんの土筆が顔を出しています。待ちわびていたフキノトウも数か所で10本くらい見つけました。

最近、川では十数羽のカモが餌を探してせわしげに泳ぎ回るようになりました。

歩いているとあちこちから鶯の声も聞こえてきます。
今年の鶯は鳴き方が上手で(?)最初から比較的聞きやすい声で「ホーホケキョ」と鳴きました。

初めのうちは声が響いてくるだけだった雉も何度か姿を見かけました。

いつもの目的地の公園では今年初めて周囲の林からホトトギスの声が響いてきました。

家の近くまで来たところで不意に小さな鳥がスーッと目の前を横切りました。飛び去った方向に目をやると、それは燕でした。
これも今年初めて、燕の初見日です。
例年四月の声をきくと見かけるようになるのですが、これも桜と同様に今年は少し早いように感じました。


2013年3月10日日曜日

ちょっと公園までの旅:春の訪れ

今日、鶯の初音を聞きました。
あらためて春を実感した瞬間でした。

春の訪れを感じさせるものは地域によって人によって様々で、季節の風物詩になっているその土地に伝わる催し物だったり動植物だったり、あるいは気象現象であったりするのでしょう。

わたしが季節の変化を最初に感じるのは風(空気)の感触ですが、今日の鶯の初音のように、何かその季節らしいものにふれるたびにその季節の実感が深まっていくように感じます。

開花を待ちわびていた梅はもう散り始めているし、そこかしこで咲き出した河津桜ももう満開です。
いつの間にかどこからか沈丁花の香りも漂って来るようになりました。
昨日は雉の鳴き声を耳にしました。(姿は見られませんでしたが)
川面には水鳥がせわしなく泳ぐ姿が多くなりました。
今か今かと探しながら歩いていた土筆も、一昨日一つ見つけたと思ったら、今日はあちこちに一斉に顔を出しています。
フキノトウはまだ見られません。

周囲で見かける野鳥の種類もすこしずつ変わってきているようです。
今年の燕の初見日はいつになるのかが次の楽しみです。