2012年4月24日火曜日

春の京都(4/15)3:銀閣寺



9時を過ぎたばかりなのにもうたくさんの観光客がきていた。
早い人達は既に見学を終えて出て来ている。

総門を入って右に曲がると、中門に向かって銀閣寺のシンボルのような感じの高い生け垣が続く。下の竹垣は「銀閣寺垣」と呼ばれるものだ。


宝処関から見た中門

中門をくぐると右側が庫裡である。まえの庭は綺麗に掃き清められている。





さらに中に進むと銀沙灘・向月台の向こうに銀閣(観音殿)を見る銀閣寺を代表する画になる。



庭を巡りながら展望所に登っていく途中に洗月泉があり、木漏れ日の下の地面はきれいな苔に覆われている。







展望所からは銀閣寺の全景を俯瞰することができる。


展望所から下ってくると錦鏡池が見えてくる。
ここからは池に映る銀閣が見られる。



総門を入って一回りゆっくり見学するのに1時間はかからなかった。
銀閣寺には桜の木はあまりない。個人的に気に入っているのは新緑の季節だ。
雪景色もいいだろうと思うが、これはなかなか条件が整うことはないので難しく、残念ながらまだ見たことはない。
いつか雪景色も見に行きたいと思っている。






2012年4月22日日曜日

春の京都(4/15)2:哲学の道



天気は薄曇り。
時々弱い日差しはさしてくるが、なかなかすっきりは晴れてこない。
明るい光がないと、桜の色がどうしてもくすんだ感じに見えてしまう。

朝一番に訪れたので観光客はまだそれほど多くはない。




桜はもう満開を過ぎてさかんに花びらを散らしていた。
2~3日前がいちばんの見頃ではなかったかと思われた。
疎水の流れが滞っているところは散り落ちた花びらで埋め尽くされていた。





ここはと思う桜が綺麗に見えるポイントは人だかりができていて、人の流れにしたがって動くしかなかった。
写真を撮るのも順番待ちといった感じだ。


白川通から銀閣寺橋までの約300mが見どころだが、今回は銀閣寺を拝観した後、哲学の道を歩き通してから平安神宮に向かうことにした。

銀閣寺橋





























2012年4月21日土曜日

春の京都(4/15)1:お花見に行く

4月15日、日帰りで京都にお花見に行く。

開花状況と天気予報とをにらめっこしながらいつ行こうか考えていたが、なかなか条件が整わない。
例年になく厳しい寒さが残っていたために桜の開花もいつもとはずいぶん遅れていた。

そうこうしているうちに、2~3日気温の高い日があったと思ったら一気に咲き出してきたが、天気はあまり芳しくない。

土曜日、天気は雨だった。桜はもうあちこちで満開になってきていた。

天気予報では日曜日は「晴れ時々曇り」、月曜日は「曇り」、火曜日は「雨」。
明日しかない。
1泊2日の予定でいたが、翌日は天気が下り坂というので急遽日帰りに変更した。
一応考えていた観光コースも再検討、東山に絞った。


京都へはいつも決まった時間に行く。
京都駅には8時前には着く。
いつもは観光客の少ない平日に行くのでちょうど朝のラッシュ時間にぶつかって大変な混雑だが、今回は日曜日なので通勤通学のラッシュはない。
しかし、桜の時期の休日と言うことで、朝はいつもほどではなかったが、混雑は終日続いた。

最初は駅前から市バスで銀閣寺道まで行った。
バス乗り場は長蛇の列で、なんとか乗ることはできたが、目的地まで約40分ずっと立ったままだった。
市バスに乗ってこんなに長時間立ちっぱなしだったのも初めてだった。

後ろに立っているカップルが「・・・だら~?」「・・・だら!」などと話していた。
静岡県人だ!

時間はちょうど9時、やっと銀閣寺道に着くとたくさんの乗客が一斉に降りた。
(みんな私と同じだ!)

交差点を渡って哲学の道に入る。






2012年4月10日火曜日

近隣お花見ツアー2

4月9日。
まず最初に菊川市郊外にある横地城跡に向かった。市街東の山の上にある山城の跡で周辺には桜の木が多数あるがもう散り始めていた。
訪れる人もあまりない様子で、駐車場に数台の車があったが、出会ったのは数人の観光客とハイカーだけだった。


このあと市の中心部に入り、駅の南側に見える小高い山の上にある菊川公園に行った。
ここは駐車場もいっぱいで、お年寄りと近くの保育園の園児たちで賑わっていた。
ここも桜は花を散らし始めていた。


次は菊川市街から北東に広がる牧之原大地に上がり、島田市にある牧之原公園に向かった。
ここは桜が満開でちょうど見頃だった。


ここからは眼下の島田市旧金谷町から東に広がる志太平野が一望できる。




さらに、今年は厳しい寒さの影響で開花が遅れていたカタクリの花も見頃を向かえていた。山の北側斜面いっぱいにカタクリの花が咲き乱れていた。
地元の人達が保護活動に取り組んでいるからなのだろうか、今年はまた一段と花の数が増えたように感じた。





公園を出て牧之原台地を東に下り、大井川を渡って行くと前方に大井川東岸の桜並木が目に入ってくる。
大井川と並行して流れる支流大津谷川土手の桜並木である。




ここもちょうど見頃で、久しぶりの暖かな陽気のせいもあって、桜の下を散歩するお年寄りを多く見かけた。


次は瀬戸川の桜並木を目指した。藤枝市の中心部を横切って車で15分前後だ。
藤枝駅と旧市街を結ぶ道路から川上に向かって2キロ近くに渡って続く桜のトンネルは見事で、たくさんの人達が散歩を楽しんだりお弁当を広げたりしていた。
ここもそろそろ散り始めといったところで花見には絶好な具合だった。






ここは私自身が勤務地の関係で5年間ほど通った道である。
この道を走るのがいちばんの楽しみな時期はやはり春だったが、なかでも特に気に入っていたのは開花前の10日くらいの間である。
なんとなく春めいてきたある朝、ふと桜トンネルの空気がかすかにピンク色に染まっているように感じる。桜の蕾が膨らみ始めたのだ。その色合いは日増しに濃くなり、ある朝桜が開花する。
この間の桜のトンネルの雰囲気はなんとも言えない味わいがあった。


最後に行ったのは吉田公園である。


ここは10数年前に花博が開催された場所で、跡地が公園として整備されている。
毎年この時期にはチューリップ祭(?)なるものが開かれているので、今回も立ち寄ってみた。
花壇の構成などは例年とほとんど変わらないように感じたが、たくさんのチューリップが咲きそろったようすは圧巻であった。









2012年4月8日日曜日

ちょっと公園までの旅:春の油田の里公園

日頃の散歩コースにある「油田の里公園」。
ここは太平洋側で唯一石油が産出された所で、当時の様子を伝える資料を展示する施設を中心にして公園として整備されている。







子供たちが遊ぶための遊具だけでなく、バーベキューを楽しむための炉もいくつか作りつけられている。
そして池や小川に水車などもあって時期になると蛍も飛び交う。

花木も多く季節毎の花が楽しめる。今は生け垣のレンギョウやユキヤナギも綺麗だが、梅が終わった今のメインは桜だ。

グランドゴルフを楽しむ芝生の広場を囲むように桜が植えられている。


















ソメイヨシノはまだ七分咲きくらい、枝垂れ桜はまだ咲き出したばかりだ。気温の低い日が続いているのでまだ一週間くらいは楽しめそうな感じだ。


公園の敷地の外ではあるが、すぐ近くに今でも石油が出る油井が残っていて、たまに催しものなどで汲み上げることもある。
非常に純度の高い良質の原油で、そのままでも石油ストーブなどに使用が可能だということだ。


写真の左上にある赤茶色の鉄塔が今も石油が出る油井です。