2012年7月12日木曜日

夏の南信州(7/2)1:馬籠へ


早春に行こうと思っていたが、諸般の事情で結局この時期になってしまった。
木曽路を北上するつもりで、まずは馬籠宿を目指した。

7時半に家を出発し、東名高速・東海環状から中央高速に入り中津川ICを降りて10時過ぎに馬籠宿に着いた。
家を出るときには曇っていた空もすっかり晴れて夏の暑さになった。

駐車場には車は数台しかなく、観光客の姿もまばらだった。
案内板で宿場の概略を確認してから古い町並みが残る旧街道に入った。




通りは綺麗に整備され、石畳で舗装されていた。
歩きやすそうに思うが、意外に歩きにくく、傾斜のきつい坂道でもあるので雨など降って濡れたりすると滑りそうな気がした。

両側の昔の風情を残した建物はお土産物屋だったり観光客が立ち寄る飲食店になっているものも多かった。
信州という蕎麦どころが近いだけにそば屋が多い。






中ほどまで歩いたところにある「馬籠脇本陣史料館」に入ると、館内の展示からは当時の馬籠宿の様子を感じ取ることが出来た。



史料館を出ると、通りには観光客が増えていた。大型バスでも入ったのだろうか。

賑わってきた通りをもう少し下って「藤村記念館」に向かう。
島崎藤村はここ馬籠の出身である。
個人的にも、大学の卒論で取り上げた作家なので是非立ち寄りたかったところだ。
資料の展示も多く、興味深く見学した。



ここを出たところで次の目的地の妻籠宿に向かうことにして、下ってきた道を登って駐車場にもどった。

時間は11時半近くなっていた。






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