2011年8月31日水曜日

ちょっと公園までの旅:また稲刈り


「秋の田の刈穂の庵の苫をあらみわがころもでは露にぬれつつ」ふと百人一首の歌が浮かびました。




稲作農耕文化の日本の秋を象徴するような典型的な農村の田園風景です。

今ではこのように、刈った稲穂を掛けて干しているところも少なくなりつつあります。


できたら実りの時期を迎えた棚田の風景も見に行ってきたいと思います。




2011年8月30日火曜日

ちょっと公園までの旅:もう秋

ここ数日、朝夕ずいぶんさわやかになってきました。

特に、朝は家を出たときにひんやりとした感じがします。


歩いていると、風のにおいも違ってきました。
風がサラッとして、乾いた草の香りがしました。


夜になると、どこからか祭囃子の練習をする笛や太鼓の音が聞こえてきます。
開け放った窓から涼しい風とともに聞こえてくるこの音も秋の訪れを実感させます。



1年の中でいちばんよい季節がやってきました。



2011年8月27日土曜日

ちょっと公園までの旅:稲刈り

実りの秋になった。

いつもの散歩コースの周りに広がる田圃でも早いところはもう稲刈りが始まった。
まだまだ周辺に田圃が広がっているこの辺りでは、この時期になると稲刈りの農業機械の音が響いてくる。


今ではほとんどが兼業農家で、田植えや稲刈りといった農作業は勤め先が休みだと思われる週末に行われることが多い。
というわけで、週末は朝から辺りに農作業の機械の音が響き渡る。

機械も様々なものがある。田植えはもちろん、周囲の畦の草刈り、田圃に肥料を蒔く作業、そして稲刈りから脱穀までして、藁を細かく切り刻むところまで一気に機械でやってしまう。
広い田圃もあっという間に稲が刈り取られてしまう。

各農家によって栽培する品種や植え付けの時期が異なるため、早いところと遅いところでは1カ月以上は時期がずれる。

我が家の周りの田圃では先週末から稲刈りが始まり、2階ののベランダから眺める田圃の景色がまだら模様になってきた。


そういえば田圃でしきりに雑草をついばんでいたカモたちはどこへ行ったのだろうか?



ちょっと公園までの旅:とんぼ

今日(26日夕方)は川沿いの道を歩いているとたくさんの赤とんぼが飛び交っているのに出会いました。ナツアカネだろうか?アキアカネだろうか?
今日は数日ぶりに晴れて暑くなったが、秋が来たなあという感じがした。

毎年8月下旬になると、この川沿いには下の写真のような黒いとんぼがたくさん現れる。



赤とんぼより一回り小さい真っ黒なトンボだ。
気を付けて辺りを見回すとこのとんぼもずいぶん多くなってきていた。


今年は我が家の庭でも例年よりも多くとんぼが見られたような気がする。
滅多に見られない大きなオニヤンマも飛んできたし、最近すっかり見ることが少なくなった糸トンボをしばしば見かけた。

糸トンボは体長3センチ前後の針金のように細いトンボで、とても鮮やかな色が魅力的だ。
子供の頃は、その色の綺麗な糸トンボを見ると、夢中になって追い回したものだ。

さすがに今ではもう追い回すことはないが、懐かしくその姿を眺めた。
































2011年8月26日金曜日

ちょっと公園までの旅:ラジオ体操

今朝4時30分に起きてカーテンを開けると、まだ真っ暗といった感じで無数のコウモリが飛び交っていたが、東の空には明けの明星が光っていた。久しぶりに雲が切れて青空が見られそうだった。

5時近くなって家を出ると、朝の空気はひんやりとして肌に心地よかった。朝の空気も秋になったことを感じさせた。
日の出が遅くなってきたせいなのか出会う人が少なくなった。私もいつ頃まで早朝の散歩を続けようか・・・。

帰りに家の近くまで来ると、ドラッグストアの駐車場に近所の小学生とそのお父さんやお母さんが集まっていた。一瞬なんだろうと思ったが、いつも夏休みになると行われている朝のラジオ体操会だと気づいた。

それにしても今までは見かけなかったが、例年夏休みも終わりに近づいたころに実施していたのかと思ったりもした?

2学期のスタートに向けて、怠け癖の着いた生活習慣を、早起きの学校モードに戻すための行事なのだとなんとなく納得した!


2011年8月25日木曜日

思い出への旅:ウミガメ

10数年前までは、今住んでいるところよりも2キロほど海に近い所に住んでいた。
家から海までは200メートルくらいだ。
数キロに渡って松林が続き、遠浅の海岸には広い砂浜が広がっていた。まさに、白砂青松という表現がピッタリの代表的な日本の海岸線だ。
当時、広い砂浜は私たち子供の絶好の遊び場で、夏休みともなれば1日中海で過ごす日もあった。

遠浅の海に広い砂浜はウミガメにとっても絶好の産卵場所であったらしく、初夏から盛夏にかけてはしばしばウミガメが上陸し、砂浜に穴を掘って産卵をしていった。

海に遊びに行くと産卵のための上陸したウミガメの足跡があり、足跡の行き着く所を少し掘ると産み落とされた卵をたくさん見ることができた。
真っ白で形はまん丸、ちょうど白いピンポン玉が何十個と転がっているようであった。
触ってみると表面はぶよぶよとして少し柔らかく、砂浜で落としても割れるようなことはなかった。
いくつか取り出して、ボール代わりに投げ合って遊んだりもした。
そのうちに捕り損なって手の中で割れてしまうと、にわとりの卵よりも一回りほど小さな、やや色の濃い黄身が出てきた。
これだったらにわとりの卵と同じように食べられそうだと思って、いくつか家に持ち帰って目玉焼きにして食べてみた。十分食用になる味だった。
(しかし、その後はウミガメの卵を取り出して食べたことはない)


ある時、孵化した子ガメがたくさん砂から這い出して一生懸命に波打ち際に向かって這って行くのに出会った。
その時、どうしてどの子ガメもみんな海に向かって這って行くのか不思議に思った。1匹も他の方向に行くことがない。波の音が聞こえるのだろうか?波打ち際に向かって傾斜しているからだろうか???

家に帰って両親に聞いてみたが、どうもはっきりしない。
そこで、自分で確かめてみようと考えた。とりあえず家の庭でウミガメを孵化させてみて、海の方向に這い出すかどうか調ることにした。親に聞くと、ウミガメの卵はおよそ2カ月(60日)で孵化するということだった。
早速実行することにして、産卵のために上陸するウミガメを待った。

幾日待っただろうか。やっとウミガメが来て、5個の卵を掘り出してきた。
そこからが大変だった。まず卵を埋める場所選びだ。できるだけ海岸の産卵場所に近い状態にするために、南向きに開けた日当たりの良い場所を選んだ。

場所が決まると、そこに直径30~40センチ、深さ50~60センチの穴を掘った。子供にとっては大変な作業だ。
(家族は、また何か変なことをしているくらいに思っているのか、ほったらかしで全く見向きもしない)
次は砂だ。土の中に埋めたのでは固まってしまって子ガメが這い出せないだろうと考えて、海岸の砂を持ってくることにした。バケツを持って家と砂浜とを何往復もした。
やっと卵を埋め戻すと、埋めた場所の印として棒を立てた。そして、カレンダーにしっかり丸印を付けた。
これから60日待つのだと・・・。

それからは毎日埋めた場所を観察しながらカレンダーに×印を付け続けた。
50日が過ぎた頃からそわそわと落ち着かなくなった。夜の間に這い出して来てどこかに行ってしまうといけないと思って、埋めた場所の上を大きく金網で覆った。

やっと60日目になったが変化はない。
60日が幾日過ぎただろうか。随分長かったように思うが、気の短い私のことだから、実際はほんの2日か3日だったのだろう。
待ちきれなくなった私は、意を決して埋めた場所を掘り返すことにした。
大きなスコップを持ちだして、埋めた場所を思い切り掘り始めた。一心不乱に掘り進めていると、スコップの先に何かが当たった。
あわててスコップを置いて、手で掘った。
割れた卵があった。中に子ガメがいる。が、スコップの先で押しつぶされて割れた卵の中で死んでいた。
もう1日か2日待っていれば子ガメが這い出してきたはずだった。

掘った穴はそのまま埋め戻され、埋めた場所の印に立てていた棒きれはそのまま子ガメの墓標になった。

その後再びウミガメを孵化させようとすることはなかった。


今ではウミガメの産卵などすっかり見られなくなり、珍しくウミガメが産卵に来るとテレビのニュースになったりする。


かつてウミガメが上陸した白砂青松の海岸は、今では海の家が乱立し、大きな防潮堤が造られ、砂浜は半分埋め立てられて広い有料駐車場になっている。

海岸で遊ぶ子供たちを見ることも滅多にない。







2011年8月24日水曜日

ちょっと公園までの旅:油田の里公園

「油田の里公園」

自宅から3.5キロほどの所にある公園で、私が毎日朝夕に散歩に行くところです。
太平洋側で唯一石油が採掘された所で最盛期には周辺のいくつもの油井から石油が汲み上げられていたようです。

それを紹介する資料館がある公園で、下の写真は復元した石油の手掘りの小屋です。




小さな公園ですが、春は梅に桜そして藤の花が咲きます。10数匹の鯉が泳いでいる池もあり、初夏には菖蒲、そして睡蓮の花も楽しめます。



池を囲むようになだらかな起伏のある芝生の広場が広がり、日中は多くのお年寄りがグランドゴルフに興じています。




また、上の写真のようにレンガで造られた大きなバーベキューの炉もいくつもあって、申し込みさえすれば誰でも無料で使うことができます。鉄板などの道具も無料で貸してくれるものがあるようで、休日は家族づれなどのグループでにぎわいます。


公園から200メートルほどの所には下の写真のような今でも石油が出る油井が残っており、たまに原油を汲み上げるような催しもあるようです。

非常に良質の原油でそのままでもランプや石油ストーブに使えるし、原付バイクの燃料にして走らせる試みなどもしていたのがテレビで放送されたようにも記憶しています?


興味のある方は見に来てください。

場所は、インターネットで「油田の里公園」で調べられます。