恥ずかしながら私は、北アイルランド紛争といへばIRAというグループが独立を叫んで過激な行動を起こしているくらいの認識しかもっていなかった。
しかしそれは、長きに渡る歴史的な背景や宗教的な対立に根ざしているものだと知った。
このような対立は、個人・家族(一族)・地域・国家・民族間など様々なレベルで存在するがいずれも根が深いものだけに解決の道筋はなかなか見えてこない。
今でもアイルランドに限らず、世界の多くの地域で国家や民族の対立が続いている。国内にもまだまだあるのだろう。
あらためて、物事のあらわれだけを見てよしとしているのではなく、問題の本質に目を向ける態度を心がけようと思った。
引き続き「街道をゆく31 愛蘭土紀行Ⅱ」(司馬遼太郎)を読み始める。
0 件のコメント:
コメントを投稿