これも確か小学校2~3年生の頃のことだが、ぬれた手で電気製品を触ると感電するから気をつけろと親に言われた。水は電気を通すと言うのだ。
本当だろうか?水は電気を通す?
早速、自分で確かめてみようと思った。
考えた方法は単純なものだ。
① 適当な長さの延長コードを持ってくる。
② そのコードのコンセントに差し込む側の逆の部分を分解してコードを2本に分ける。
③ 洗面器に水を入れてくる。
④ コードをコンセントに差し込み、2本に分けたコードの一方を洗面器に入れる。
⑤ もう1本のコードを右手で摘む。
⑥ 左手を洗面器に入れる。
これで完璧だと思った。
水が電気を通すならば、手を洗面器に浸けたときにしびれるはずだからだ。
これまでも電気器具をいたずらしていて何度もしびれたことがあるので、人の体が電気を通すことは分かっている。
早々に準備に取りかかり、③まで準備をしたところにちょうど親が来て、何をしてるのかと言うので、これからしようとしていることを一通り説明した。
すると、そんな馬鹿なことをすると死んでしまうと言われた。
さすがに死ぬのはいやだと思ったので、自分の体の代わりに豆電球を使い、電源は乾電池にして実験をしたが、豆電球は点かなかった。
最初に考えた方法を試したい衝動に駆られたが、その時はなんとか思いとどまった。
実行していたらどうなっていたのだろう?
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