2011年10月4日火曜日

ちょっと公園までの旅:散歩

毎日ほぼ決まった時間(季節によって変化はするが)に決まったコースを歩いていると、すれ違う車の何台かは運転している人がちらっと視線を私のほうに向けて笑顔で会釈をしてくる。

こちらも反射的に笑顔になって会釈を返すが、『あれっ』今のは誰だろう?と思うことがほとんどだ。


散歩をしているとたびたび顔を合わせて言葉を交わすようになった人も何人もいるが、そういう人の場合は、だいたいが笑顔に会釈だけではなくて、手を挙げて合図をしてくるし、そうでなくても一応顔も覚えてはいるつもりだ。


まあ、いつも見かける人だからということでなんとなく自然にあいさつをしてくれているのだろうと勝手に決め込んでいる。


いろんな所でこちらは知らない間に結構たくさんの人に見られているのだろう。


以前こんなこともあった。
家から10キロ程の所にある家電量販店で何とはなしに電化製品を見ていると不意に見知らぬ女性に妙に親しげに声を掛けられた。
全く見も知らぬ人でびっくりしたが、あまりの親しげな話しぶりに、「どなたですか?」などと尋ねるのは失礼に当たるような気がしてしまって適当に話を合わせていると、日頃私の散歩姿を目にしているらしいことが推察できて、やっと安心して会話することができた。

またある時は、生け垣の手入れをしていたいつも見かけるおばあさんに声を掛けると、「あんたはいいねえ、毎日のんびり散歩してるだけで」と言われた。
よほどの怠け者と思われているようだ。


自分ではのんびり景色を眺めながら何も考えずに毎日散歩しているのだが、ずいぶん多くの人にいろんな所でいろんな目で見られているのだとあらためて思った。

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