2011年10月20日木曜日

駿遠線の旅:地頭方駅跡~桜ヶ池駅跡 (by bicycle)


地頭方駅を出て少し行くと線路跡は右に曲がりながら家並みの間を抜けて、駿河湾の海岸線を後にして遠州灘に面した地域に出る。



ここまでが線路跡が自転車道として整備され利用されている部分である。


ここでは広い道路が交差していて、線路跡も二本の広い道路を何度も横切って堀野新田駅跡に至る。



堀野新田駅跡
堀野新田駅のあった辺りも住宅地になってきているが、線路跡は残っていて地域の生活道路として利用されているようである。

堀野新田駅を出ると、線路跡はアップダウンはあるがほぼ一直線に遠州佐倉駅を過ぎる辺りまでのびている。

堀野新田駅跡から見た玄保駅方向


堀野新田駅からやや登った後、急な下りになり小さな川を渡る。今ではここには橋もなく、鉄道の橋が架かっていたような形跡も見つけられなかった。





川を越えると線路跡は今度は緩やかな登りになり、500メートルほどで玄保駅跡に着く。



玄保駅のあった所
玄保駅から先も線路跡にできた道路は相変わらず一直線であるが、登りの勾配が急になる。
当時の車両にとってはなかなかの難所だったように思う。

玄保駅跡から見た遠州佐倉駅方向



遠州佐倉駅が近づいたところで道路はセンターラインのある広い道路になり両側には歩道も整備されている。浜岡原子力発電所から落ちるお金でこの地域のさまざまな施設の充実ぶりは桁違いである。

遠州佐倉駅があった辺り
遠州佐倉駅を出て勾配を登り切った所で線路跡はこの道路から別れて左側の藪の中に消えていく。この小高い所を下った先にあったのが桜ヶ池駅だ。




桜ヶ池駅跡から見た佐倉駅方向
この駅の近くには「桜ヶ池」という池があり、毎年秋には「お櫃納め」と呼ばれるめずらしい神事が行われ多くの観光客で賑わう。
駅名はこの池の名からとったものだろう。

このブログの8月『思い出の旅:カブトムシ』に登場した駅でもある。

この道を真っ直ぐ行くと桜ヶ池に出る


ここを出ると次は池新田駅である。



今回は自転車で、相良駅跡からここ桜ヶ池駅跡までの駿遠線跡を走ってみた。








































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