2011年9月18日日曜日

北陸の旅:(7)金沢兼六園

輪島から穴水に向かう道路に入ると、前を大型トラックが走っていてずっとその後ろに着いて行く羽目になった。鮮魚でも積んでいるらしく、上り坂のカーブを曲がるたびに荷台から水が道路にこぼれ出る。その水しぶきが後ろを走る私の車のフロントガラスにかかる。ガラスが汚れることもあるが、何よりも魚の生臭い臭いが着くのではないかと気が気ではなかった。

大分ガソリンが減ってきたのでそろそろ給油を考えなければならないが、金沢まで行けばガソリン1リットルあたりの単価が10円以上は下がると思われるので、給油はそこまで延ばすことにした。

穴水でやっと大型トラックから解放されて快適な能登自動車道のドライブになった。交通量も少ないし、山の尾根の部分を走るところも多いので左の富山湾の海が見えたり、右に日本海の海が見えたりで景色もなかなかだ。輪島に着いた頃から雲が切れてきて青空が広がってきていたので海の色も青かった。

能登自動車道を出て金沢市街に入ったのは3時頃だった。やはり市街に入るとそれなりに道路は渋滞していて兼六園まではもう30分程かかった。

車を兼六園に隣接する石川県立美術館の駐車場に停めると、兼六園の南側にある随身坂の入り口から入園した。空もすっかり晴れて夏を思わせる日差しが降り注いできた。城跡の小高い場所だが結構暑い。木陰を選びながら園内を散策する。
今はこれといった花もないし、紅葉にはまだ早い。わずかに萩が咲いていた。
見通しのよい場所から金沢市街を一望して園内を一巡すると車にもどった。
時間は4時半になっていた。

以前2月に来たことがあったが、その時の雪景色が印象深い。
雪に覆われた真っ白な庭園の中に雪吊りを施された松の緑が鮮やかに映えていた。
好みをいえば、兼六園は冬に訪れるのがよいと思った。




夕方のラッシュには巻き込まれたくないので早めに今晩の宿に向かうことにした。北陸自動車道を使えば30~40分で片山津温泉にある宿には着けそうである。

高速道路に入る前にガソリンスタンドに立ち寄って給油をした。
34.5L給油。ここもなかなかきわどかった。(高速道路に入ってしまうと途中でガス欠になっていたかも・・・)

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